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飲酒運転による死亡事故 被告に死刑判決

 酒運転死亡事故(2008年12月14日事故発生、4名死亡1名重症)の審理で
2009年7月23日の一審判決で死刑が宣告され、2009年9月4日から、
四川省の高等裁判所で被告:孙伟铭(30歳)の第二審理がおこなわれました。


CIMG1107.jpg
               法廷内の状況

 全国から報道陣が成都の報道局に集まり裁判を見守りました。
傍聴席に制限がありましたが、社会的関心・影響が大きなため、
傍聴会場を設置しモニターにて裁判の状況を流す方式を採用しました。

 最大の関心は一審の死刑判決が二審で改められるかどうかです。
被告の「無免許での飲酒運転という状況に加え、事故の直前に追突事故を起こし、
相手の追尾を逃れるために危険な高速走行をした結果の事故」ということもあり
重刑が科せられるのは必至でしたが、暴力的な性格ではなくボランティアや寄付などにも参加していた青年だということで、
「死刑は極端ではないか?」との弁護側の陳述もありました。
被害者の親族3家族は全て出席し傍聴しました。


CIMG1105.jpg
      一審で死刑判決の宣告を受けた被告:孙伟铭(30歳)


 被害者親族の中でも一審の判決について賛否が分かれ、
最終的に両親を失った被害者の1人(张志宇)が死刑判決を強く訴えている為、
二審でも死刑判決が下される可能性があります。最終判決は来週になります。

 2002年から「被害者の親族の意向」が判決に強い影響を与えるようになりました。


CIMG1102.jpg
       両親を失い死刑判決を強く訴える张志宇
 

 確かに飲酒運転が引き起こす人身事故の犠牲者・親族にとってみれば、
酌量の余地がない感情が沸き上がるのは否めませんが、
交通事故は車両を運転する人には常に付きまとうリスクなので、
飲酒運転>死亡事故>犠牲者親族の強い死刑判決希望>死刑判決 
という流れはあまり賛成できません。

 中国では飲酒運転の取り締まり強化が始まっています。「飲酒運転」が悪いという意識がとても薄く、現実に取り締まり始めたのは2か月ほど前からのことなので、
中国のツイッターによってはいわゆる「見せしめ」だという意見も出ています。

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