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上海バスの真実

 今日、地元の友人達からとても興味深い話を聞きました。

 以前「上海ネコバス」という記事で上海バスの運転手の態度がとても悪いと書きました。(中国はどこでもそうですが・・・)確かに運転は荒いし、道を尋ねても無視するし、お札で支払おうとするととても不機嫌な顔をしますが、どうも誤解もあるようです。

 中国での「バス運転手」という職業は日本の様に厳しい面接・ある程度の学力基準があるわけではありません(もちろん日本もバス会社によってさまざまですが)特に都市部で安定した仕事を確保するのは、ある程度の学歴がある人以外ではなかなか容易なことではありませんので、それ以外の方にとっては人気の高い職業の一つです。

 つまり「バスの運転手」は学歴を持った人ではなく、さまざまな理由でいろいろな仕事(露天での違法商品販売・現場での低賃金労働・雑仕事・スリなど)など厳しい条件下で生活してきている方も少なくないという事です。という事はいままで生活して来た環境から目つき・動き・顔からだれがスリなのか判断する事ができる方も多いという事です。


xiaotou22.jpg
参考資料:网警告から  これは実際に携帯で撮影したもののようです。


 しかしバスの中に入ってきた客の中にその「スリ」と思われる人がいても、現場を目撃しているわけではないので直接声を掛けることはできません。しかし実はバスの中で「スリ現場を目撃」したとしても直接声をかけることはないそうです。なぜなら必ず報復されるからです。バスの運転手がよく大声で

  「おいおい後ろが空いてるだろうが!!どんどん入れや!!」

と叫ぶ事がありますが、この場合その団子の誰かの後ろまたは仲間のスリがバスの中にあらかじめいる可能性が非常に高いそうです。さらに一人ではなく複数の場合が多いそうです。(場合によっては10人ほどもいるそうです)
地元の人たちはこの運転手の暗黙の警告である程度警戒を強めるようです。スリによっては長い箸やピンセットを使いますのでなかなか気付きにくいです。 

xiaotou11.jpg
参考資料:网警告から 長いピンセットで携帯や財布を挟みだす


 また特に中国人は面倒に巻き込まれる事を非常に嫌いますので、目の前でスリ現場を目撃しても、騒動している人がいても注意を促したりスリに声を掛ける事はほとんどありません。またその場で捕まえても周りに仲間がいるので非常に危険だという事です。スリ集団の中には護衛役がいますので、その場で捕まえたり、叫んだり・通報しようとしてもその場で囲まれて殴られるなど非常に危険だという事です。後で警察に通報する場合も現行犯でなければ立件が難しく、さらに持ち物が戻ってくる可能性はありません。

 カバンに手を入れられたりしたのに気が付いてもだまって移動するか、カバンの蓋を手でガードする事が大事です。騒いだり・声を掛けたりしてはいけません。無理やり奪おうとする事はとても稀だという事です。つまり中国では事実上「隙を見せないようにする事」しか最良の方法はありません。

 実は私、3年ほど前に北京の古い繁華街でカバンのチャックを思いっきり分かる感じで堂々と開けられ、手を入れられた事があります。にらみ返してやったのですが、6人にニヤニヤ笑いながらずっと付いてこられました。武力には自信がありましたが正直言って怖かったです。

関連記事: カバンに鍵をかけましょう その1
        カバンに鍵をかけましょう その2

テーマ : 中国
ジャンル : 海外情報

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