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鲁迅(lu xun)の記事から

 鲁迅(lu xun、日本名:魯迅 ろじん)の記事から(作者文摘 法治2009年3月13日)

 lu xun

 魯迅(Wikipedia)

 鲁迅は中国近代史上傑出した文学者であり、また思想家・革命家ですが、鲁迅の死後30年来、肖像権をめぐり鲁迅の息子・周海婴や孫・周令飞が次々と訴訟に巻き込まれているようです。

 鲁迅がこの世を去ってから数年後、鲁迅本人の名前・肖像からさらには作品の中に書かれた人物・地名まで富を得ているようで、咸享酒店・鲁镇茶座・百草园饭店・阿Q酒家などなどが绍兴市で次々に登場している。地元の工商局によれば鲁迅の作品の中の人物・地名を使った企業名や商標は300件を超えているという。

 数々の訴訟は司法界に重要視されるようになり、2001年3月10日に中国最高裁が「国民が亡くなった後、その姓名・肖像・名誉・栄誉・プライベート・遺体などの人権が違法に侵害されたことにより、親族に精神的苦痛が生じた場合は賠償責任を法廷に申請することができる」と肖像権侵害によるいくつかの精神損害賠償責任をまとめ、死者姓名肖像権など財産権として親族の保有する権利を中国で初めて定義した。

 周海婴は「国家または公用公益事業による使用なら鲁迅の親族として賛成するが、営利目的事業で使用する場合は(教育も営利産業に値するので、私立学校の場合なども)私たち鲁迅親族の合意を得る必要がある」との立場を表明している。
 
 
  1996年11月

  浙江省の郵便局が政策した鲁迅纯金邮票珍藏折といういわる自称純金鲁迅記念切手帳を一冊1115元で販売した際、周海婴が全国で初めて亡くなった人の著作権侵害裁判として起訴した。当時の法律条文には「亡くなった人にはいかなる権利も発生しない」と記載されていたので、浙江省高等裁判所が最高裁判所に指示を仰いだところ、最高裁の返答は「法律上の相続意義とは国民が死亡後残した財産・財産権利の相続にあたり、肖像権とは人格権に当たるので財産権には触れていない。つまり相続権の範疇にないので相続はできない。侮辱をするなどして死亡者の肖像・名誉に損害を与えた場合は親族は起訴をすることができる。周海婴の要求する肖像権の相続は法律上の根拠がないので認められない。」との内容で、郵便局に切手帳を5冊周海婴にプレゼントする様、和解案?を言い渡した。

  
  2000年8月

  绍兴市の旅行用品店が935元の高値で鲁迅の金の肖像入りガラス筆立てを販売したことが、鲁迅の肖像権侵害に当たるとして周海婴が起訴、浙江省绍兴市中級裁判が開かれた。約4ヶ月後に法廷の元協議が合意に達した。合意内容は「被告人は以後、在庫品を販売してはならない、原告への謝罪と1.5万元の損害を支払うこと」というはっきりしない勝訴となった。


  2001年7月
 
  杭州华立外語学校(私立)が绍兴市に分校として「鲁迅外語学校」を設立したことが肖像権侵害に当たるとして周海婴が起訴。2001年9月、绍兴中級裁判所の判決によると「国民には肖像権があり、姓名に基ずいた人格利益などは法律によって保護されている。他人による不法使用により人格利益が侵害された場合は法廷に民事訴訟を請求し、賠償責任を追及することができるが、今回の案件は被告が绍兴県教育委員会の承認を得て姓名使用権を取得していること、鲁迅の姓名を文化教育事業に使用していることから、公正な使用だと言える。よって原告の訴訟は法により支持されるものではない」との判決文だった。
 激怒した周海婴は最高裁へ上告、浙江省最高裁は原告・被告双方の和解案として、
「鲁迅外語学校は継続して鲁迅の姓名を使用することができる、周海婴を名誉校長として迎え特別手当として毎年5万元を収めること」との判決を下した。

 
  2001年10月
  
  2000年に鲁迅の孫にあたる周令飞が鲁迅公司の設立を商工会に承認を求めたところ却下された為、非営利組織として上海鲁迅文化発展中心を設立。この組織の運営費用の補填として、黄酒製造会社の古越龙山公司と提携、鲁迅酒を製造し、台湾・日本にて酒類商標登録・承認を経て正式に市場に売り出し、その後中国国内でも承認をへて市場へ売り出しその利益を充てた。しかし2001年10月に中国国家商標局から「鲁迅は我が国の傑出した思想家・革命家である、商業活動としての使用は禁止されている」との見解から商標を剥奪された。その後の国家商標審議委員会への再度登録申請も却下された。しかし鲁迅酒に「正式承認商標」と表示できないだけで、正常な製造販売業務に影響はなかった。その後、古越龙山公司は周令飞との契約期間後は契約を更新せず、古越龙山公司のみで製造販売を続け、浙江省・上海などでも大量に市場に出ていた事から、周令飞が古越龙山公司を起訴した。上海市第二中級法廷は原告・被告の主管の下、合意に達し「被告は原告に肖像権使用料として3万元支払うこと、今後は製造を停止すること、鲁迅の姓名が入った酒類の販売を禁ずること」との判決へと至った。  

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 中国語の原文は難易度が高いので初・中級者にはお勧めできません。


テーマ : 中国
ジャンル : 海外情報

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